毎日多数の会社の設立をお手伝いしているスタッフがいろいろな話をします。
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お世話になっております。福留です。
先日の「発行可能株式総数とは。 」の続き記事です。
ご面談の際に、発行可能株式総数に関して悩まれる方は多いです。
悩まれる理由としては、自由に決められる点、あるいは将来の展望や増資の見込みが立たない点があげられるかと考えます。
ただ、基本的には将来の増資額を見込んで決められるのが良いです。
例えば、将来的に1,000株程度は増資をするだろうということであれば、その1.5倍程度、1,500株は発行可能株式数として見込んだ方が良いです。
少し多めにする理由としては、いざ1,000株を増資をしようとした際に、発行可能株式総数が100株である場合、変更登記申請をしなければいけないからです。
ただ、将来的に公開会社を予定している場合は発行済み株式総数の4倍までなので、注意が必要です。
と、ここまで簡単に説明しましたが、それでも決めかねる方は多々いらっしゃいます。
その場合、これまでの経験や先例をご案内し決めていただきます。
①目標値を設定する
1株の価額:10,000円(設立時:50株)
発行可能株式総数:100,000株
なぜ、お客様は100,000株にしたのか?
それは、資本金を10億円まで増やすという目標を持っていたからです。
この決め方はシンプルですが、資本金の目標額でもって決められる方は比較的多いように思います。
②一切発行しない
1株の価額:10,000円(設立時:50株)
発行可能株式総数:50株
一人会社
これは一切発行せず、議決権を独占するという意味合いがあります。
これにより、役員の人事や役員報酬の決定等々をコントローすることができます。
ただし、この場合は「特殊支配同族会社」に該当する可能性があるため、一定の注意が必要になるますので、要注意です。
③ブルドッグウォータにお任せする
この場合は、5,000株を推奨しております。
その他、諸々の条件によって決定されるのがよろしいかと思いますが、お悩みの方は、お気軽にご相談いただければと思います。 (福)