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ただいま弊社は年度決算を行っております。

年度決算では、決算の精度を高めないといけません。
ここで、決算数値をチェックするノウハウが必要となります。
決算数値は、多くの伝票の集大成ですので、すべての伝票があっているかどうかを一枚一枚チェックしなおすことは非現実的であり、仮にチェックしなおしても、最終数値が正しいかどうかは判断できません。

決算数値のチェックのノウハウのひとつとして、貸借対照表の残高数値から攻める方法があります。
そのときに重要となるのが、売掛金、買掛金、未払金などの債権債務の残高確認です。
これらの数値が正しいことが確認できれば、対応する売上高、仕入高、各種経費が概ね正しいと判断できます。もちろん、これだけで十分とはいえませんが、重要なチェックポイントです。

このとき、債権債務の管理がきちんとできていないと、チェックがものすごく大変になります。
過去の伝票や、関連資料を引っ張り出さなくてはならなくなります。
計上している数値が間違っているときはまだよいですが、計上漏れがある場合は、チェックの難易度は高くなります。計上がもれていることを把握するのはとても難しいためです。

弊社も本決算にあたり、債権債務の計上漏れが出てきております。
しかし、債権債務の管理を行っているため、もれているかどうかは把握できます。
今、あわてて売上計上しています。

債権債務の管理には、コツがあります。
これは、今トピックの内部統制の分野となります。
内部統制の中でも、債権債務管理に関する内部統制はとても重要です。

これについては、長くなりますので、おいおいと書きたいと思います。(い)

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