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本日は外国為替についてお話します。

最近米ドルに対して円が高くなっております。
つい半年前には1ドル120円代だったものが、今では105円代にまでなっております。
ドルの値段が下がっているということは円の値段が上がっていると言えます。

ニュースや新聞でも最近円高という言葉をよく聞いたり、見たりします。

しかし、これは対米ドルに限っていると思います。

世界的にみると円安傾向にあると言えます。

各国の5年前と現在の1通貨の日本円での値段を比較してみます。
オーストラリアドル
5年前 約80円    現在 約91円

カナダドル
5年前 約80円    現在 約102円

スイスフラン
5年前 約85円    現在 約95円

イギリスポンド
5年前 約190円    現在 約206円

ユーロ
5年前 約125円    現在 約153円

一時的な値上がりや値下がりはありますが、米ドル以外の通貨では円に対して右肩上がりで上がっています。
これは円安と言えます。

ニュースや新聞では米ドルに対して円が上がった、下がったということがメインで最近円高が進んでいると言われますが、その他の国の通貨を見てみると日本円の価値が少しずつ下がっていることがわかります。

円安が進むと輸出産業ではプラスに働きます。日本では輸入より輸出が多いので、日本経済の活性化に円安は貢献すると考えられます。

一方、円安は日本の力が他国に比べて弱くなっていることの表れでもあります。このまま世界的に円安が進むと世界的からみた日本の価値がだんだん下がることになります。

世界で2番目の経済大国と言われた日本の地位を維持していくには、世界的な円安から抜け出すため、現在日本経済を支えている輸出産業以外での発展がますます必要になると思います。


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